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  1. 福井県議会 2022-10-18
    令和4年予算決算特別委員会厚生分科会 本文 2022-10-18


    取得元: 福井県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-12
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和4年予算決算特別委員会厚生分科会 本文 2022-10-18 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 141 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯兼井分科会長 2 ◯安全環境部長 3 ◯兼井分科会長 4 ◯西本(正)委員 5 ◯安全環境部長 6 ◯西本(正)委員 7 ◯兼井分科会長 8 ◯兼井分科会長 9 ◯兼井分科会長 10 ◯兼井分科会長 11 ◯兼井分科会長 12 ◯兼井分科会長 13 ◯兼井分科会長 14 ◯関委員 15 ◯県民安全課長 16 ◯関委員 17 ◯県民安全課長 18 ◯関委員 19 ◯細川委員 20 ◯県民安全課長 21 ◯細川委員 22 ◯県民安全課長 23 ◯細川委員 24 ◯西畑委員 25 ◯県民安全課長 26 ◯西畑委員 27 ◯県民安全課長 28 ◯西畑委員 29 ◯県民安全課長 30 ◯西畑委員 31 ◯県民安全課長 32 ◯西畑委員 33 ◯県民安全課長 34 ◯西畑委員 35 ◯県民安全課長 36 ◯西畑委員 37 ◯西本(正)委員 38 ◯県民安全課長 39 ◯西本(正)委員 40 ◯県民安全課長 41 ◯西本(正)委員 42 ◯県民安全課長 43 ◯西本(正)委員 44 ◯兼井分科会長 45 ◯西本(正)委員 46 ◯県民安全課長 47 ◯西本(正)委員 48 ◯県民安全課長 49 ◯西本(正)委員 50 ◯県民安全課長 51 ◯西本(正)委員 52 ◯県民安全課長 53 ◯西本(正)委員 54 ◯兼井分科会長 55 ◯兼井分科会長 56 ◯兼井分科会長 57 ◯兼井分科会長 58 ◯細川委員 59 ◯兼井分科会長 60 ◯細川委員 61 ◯副部長(危機対策・防災) 62 ◯細川委員 63 ◯副部長(危機対策・防災) 64 ◯細川委員 65 ◯西本(正)委員 66 ◯副部長(危機対策・防災) 67 ◯西本(正)委員 68 ◯副部長(危機対策・防災) 69 ◯西本(正)委員 70 ◯副部長(危機対策・防災) 71 ◯西本(正)委員 72 ◯副部長(危機対策・防災) 73 ◯関委員 74 ◯副部長(危機対策・防災) 75 ◯関委員 76 ◯副部長(危機対策・防災) 77 ◯関委員 78 ◯副部長(危機対策・防災) 79 ◯関委員 80 ◯副部長(危機対策・防災) 81 ◯関委員 82 ◯副部長(危機対策・防災) 83 ◯兼井分科会長 84 ◯兼井分科会長 85 ◯兼井分科会長 86 ◯兼井分科会長 87 ◯松田委員 88 ◯原子力安全対策課主任 89 ◯西本(正)委員 90 ◯原子力安全対策課主任 91 ◯西本(正)委員 92 ◯原子力安全対策課主任 93 ◯関委員 94 ◯兼井分科会長 95 ◯関委員 96 ◯兼井分科会長 97 ◯兼井分科会長 98 ◯兼井分科会長 99 ◯兼井分科会長 100 ◯松田委員 101 ◯環境政策課長 102 ◯松田委員 103 ◯環境政策課長 104 ◯松田委員 105 ◯環境政策課長 106 ◯松田委員 107 ◯環境政策課長 108 ◯松田委員 109 ◯環境政策課長 110 ◯兼井分科会長 111 ◯兼井分科会長 112 ◯兼井分科会長 113 ◯兼井分科会長 114 ◯松田委員 115 ◯副部長(循環社会推進) 116 ◯兼井分科会長 117 ◯兼井分科会長 118 ◯兼井分科会長 119 ◯兼井分科会長 120 ◯西本(正)委員 121 ◯自然環境課長 122 ◯西本(正)委員 123 ◯自然環境課長 124 ◯関委員 125 ◯自然環境課主任 126 ◯関委員 127 ◯細川委員 128 ◯自然環境課長 129 ◯細川委員 130 ◯長田委員 131 ◯自然環境課長 132 ◯長田委員 133 ◯兼井分科会長 134 ◯兼井分科会長 135 ◯兼井分科会長 136 ◯細川委員 137 ◯兼井分科会長 138 ◯兼井分科会長 139 ◯西本(正)委員 140 ◯兼井分科会長 141 ◯兼井分科会長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                安全環境部関係 ◯兼井分科会長  ただいまから、予算決算特別委員会厚生分科会を開会する。  委員の席は、ただいま着席のとおり指定するので、了承願う。  なお、福井県議会予算決算特別委員会要綱第4条の規定により、監査委員である田中三津彦委員は、決算審査のために開催する当分科会には出席できないこととなっている。  本日の傍聴人はいない。  本日と明日及び11月7日の分科会は、予算決算特別委員会の継続審査事件である第75号議案、令和3年度福井県歳入歳出決算の認定について、うち厚生分科会所管分、並びに第76号議案、令和3年度公営企業会計における剰余金の処分及び決算の認定について、うち病院事業会計分を審査するため開催するものである。  それでは、審査の方法について申し上げる。お手元に配付の委員会日程表を御覧いただきたい。  本日と明日の審査は、福井県議会予算決算特別委員会要綱第6条に基づき部局ごとに行い、各部局の審査は、初めに部局長等より部局の総括説明を聴取し、各部局長退席の後、課室ごとの審査を行う。  次に、審査結果を取りまとめるための本分科会を11月7日に開催し、同要綱第7条に基づき、当分科会の審査結果として、分科会決算審査の概要及び指摘・要望事項案を予算決算特別委員会に報告することになる。  なお、指摘・要望事項案については、審査日ごとに項目を選定し、明日の審査終了後に決定したいと考えているので了承願う。また、お手元に配付した令和4年度決算審査方針は、予算決算特別委員会において決定したものであるが、これを踏まえて審査を行うよう、予算決算特別委員会委員長から要請があったので留意願う。  本日は、安全環境部の審査を行う。お手元に配付している分科会日程表を御覧いただきたい。過去の実績等を参考に、あらかじめ予定時間を設定している。できる限り、日程表のとおり進行したいと考えているので協力のほどよろしく願う。  理事者の説明及び質疑に対する答弁は、着席して行うので了承願う。  それでは、第75号議案、令和3年度福井県歳入歳出決算の認定について、うち厚生分科会所管分を議題とする。これより安全環境部関係の審査に入る。初めに、総括説明の聴取に入る。  理事者より説明を求める。 2 ◯安全環境部長  安全環境部の主な取組について説明する。資料でいうと、主要施策の成果に関する報告書の43ページになる。  それでは、安全環境部の総括である。  まず、令和3年度の主な取組についてであるが、高齢者を対象とした安全運転サポート車の購入支援や、コンビニ等と連携した反射材の無料配布を行うなどによって、交通事故の防止を図った。  原子力防災訓練については、10月に美浜発電所を対象に、LINEを活用した避難所運営や外国語での避難指示による避難訓練を実施した。
     原子力政策については、国に対して、原子力の持続的活用に向けた責任ある政策を着実に実行するよう求めた。美浜3号機の再稼働については、県原子力安全専門委員会において、国の審査結果や事業者の安全対策の状況などを厳正に確認した。  家庭で気軽にできる省エネ行動「エコチャレ」を推進するとともに、ふるさと環境フェアの開催によって県民の環境保全意識向上を図った。また、地域資源を活用した再エネ導入を支援して、おおい町では小水力発電所が稼働した。  県連合婦人会と協働して、おいしいふくい食べきり運動を展開するとともに、雑紙の民間回収拠点の周知や、マイボトル運動への積極的参加の促進などによって、ごみ減量化の取組を進めた。  ツキノワグマ特定鳥獣保護計画を策定して、年間捕獲上限数を引き上げることにより、人身被害の防止を図った。  今後の取組について、令和4年度の状況である。  交通死亡事故調査分析結果に基づいて、歩行者優先意識の向上や反射材の着用促進、高齢者の安全運転サポート車への乗換え促進を図る。また、今年7月だが、自転車条例施行に伴って、自転車の安全で適正な利用を促すなど、交通事故防止対策を進めている。  原子力防災訓練については、来月、美浜発電所を対象に国主催で実施することとしている。広域避難計画に基づく防護措置の手順の確認などを行い、防災対策の充実を図っていく。  原子力政策については、国に対し、将来の原子力の必要な規模とその確保に向けた道筋をはじめ、核燃料サイクルなど原子力の様々な課題について検討を加速し、原子力の将来像を明確にして責任ある政策を着実に実行することなどを求めているところである。  環境分野における今後5年間の施策の方向性を示すため、環境基本計画の改定の作業をしている。また、エコドライブの呼びかけ、次世代自動車の導入支援、県有施設におけるPPAモデルによる太陽光発電設備の導入など、地球温暖化対策の取組を進めている。  ごみ減量化推進部会において、市町とともにプラスチックごみ対策について検討するなど、ごみ減量化の取組を推進する。また、昨年度策定した海岸漂着物対策推進計画に基づいて、市町とともに漂着物の計画的な回収・処分を進めている。  年縞博物館においては、9月に博物館の顕著で先進的な取組を発表し合う国際会議、これは残念ながらウェブの形になったけれども、日本の博物館を代表して参加した。また、立命館大学と連携し、年縞に含まれる花粉化石などを用いた研究を進めているところである。  44ページである。令和3年度課別決算額調である。  安全環境部の一般会計の歳入の合計については、予算現額22億238万4,000円、調定額105億7,438万3,000円、収入済額16億9,028万7,000円、収入未済額88億8,409万6,000円である。収入未済額の主なものとしては、敦賀市民間最終処分場に係る代執行に要した費用の弁償金である。  歳出の合計については、予算現額50億6,934万円、支出済額42億7,497万6,000円、翌年度繰越額5億5,877万4,000円、不用額2億3,559万円である。翌年度繰越額の主なものとしては、昨年度の2月補正で予算化した放射線防護対策事業である。  45ページ、安全環境部の主要事業の体系を整理したものである。主要事業などの詳細については、各課から説明するので、よろしく審査賜るようお願い申し上げる。  以上である。 3 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 4 ◯西本(正)委員  1点確認しておくけれども、循環社会推進課の収入未済額、これはそっちのほうで聞いたほうがいいか。 5 ◯安全環境部長  後ほどまた説明がある。 6 ◯西本(正)委員  それなら結構である。 7 ◯兼井分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで総括説明に対する質疑は終わる。  理事者には交代を願う。       〔理事者交代〕 9 ◯兼井分科会長  次に、安全環境部政策推進グループの審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔安全環境部副部長、資料に基づき説明〕 10 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯兼井分科会長  それでは、発言がないようであるから、これで政策推進グループの審査を終わる。  理事者には交代を願う。       〔理事者交代〕 12 ◯兼井分科会長  次に、県民安全課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔県民安全課長、資料に基づき説明〕 13 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 14 ◯関委員  正直言って、最近の状況を一口で言えといっても言いにくいことがある。親が子を、子が親を造作もなく殺す、また虐待する。そういったことはもう毎日のようにテレビ放送がされているわけである。今、担当かどうか分からないから、ちょっとそれも含めてだが、どの課がどうでどの予算科目で考えなければいけないのかよく分からないけれども、とにかく今のままでは尋常じゃない。昔からあったと言えば、それまでのことだが。また、これからはそういうことは増えていくのだということもあるかもしれないけれども、放っておくのもどうかと思うし。現在、担当課としてはいろいろ考えていらっしゃる、また方向づけも思案中だろうと思うけれども、何か考えがあったら、──放ってもおけないだろうと私は思うので、説明いただけたらなと思うのでお尋ねをする。 15 ◯県民安全課長  今の子どもの状況であるが、コロナ禍で、今までのような子どもたちで交わってやっていくというのが非常に困難な状況である。そうした中、子どもたちの今の生活のメインとなるのはネットである。インターネットの中での友達関係とか、そういう形が非常に増えてきている。そうした中、ネットでの犯罪とか、そういうのが私どもは非常に気になっているところである。子どもたちの今のネットの実態は大人たちから誘われたりとか、子どもたちでマルチ商法とか、いろいろ子どもたちを危険なわなにひっかけようとするような案件がある。そういったことを何とか防ぐために、今、県民安全課では県の福井県青少年育成会議と連携をして、ネット被害の対策の研修会で、最近のネット犯罪の状況とか陥りやすい手口などを紹介するとともに、気をつけなければならないポイントを、教育関係者とか父兄の方とかにきっちり、研修させていただいている。そういうことをする一方、学校にも絶えず今の最新の情報、警察から入手した犯罪の状況などもお知らせするというようなことを、メルマガとかでやっているところである。 16 ◯関委員  これは言っていけば、学校なのか、家庭なのか、社会なのか、そこら辺のところはいろいろあると思うのである。だから、私どもはこれだということで決めかねるのだが、今の説明を聞いていると、やる気でやっているように聞こえるけれども、極端に言うと、こういったいろいろ予算面で見ると、どんな予算を使ってやろうとしているのか。大体で──的確な予算はなかなか難しいだろうと思うのだが。いろいろまたがると思うのだけれども、そんなふうな予算面も何か考えていらっしゃるのか。 17 ◯県民安全課長  決算審査資料の2ページ、青少年非行防止対策事業の3番に青少年非行・被害防止対策事業181万2,000円ということで、今ほど説明させていただいたネット安全・安心研修会、こちらを決算で上げさせていただいている。これは7月10日と7月11日の2回、嶺北では生活学習館、嶺南ではプラザ萬象、合計大体250名の方に、千葉にいるジャーナリストの石川結貴さんに来ていただいて、こういう研修会をさせていただいているところである。そのほか、青少年関係の経費については、決算審査資料2ページの青少年健全育成思想普及事業とか、犯罪関係を抑えるだけでなく青少年を育成するための少年の主張コンクールとか、標語コンクールとか、そういったもので心の育成関係もさせていただいている。 18 ◯関委員  たまに、毎日でも1件か2件報道されているだけだから、そう過敏に考えなくてもいいというお考えもあるかもしれないけれども、予算面で見れば、181万2,000円、また巡回か指導の実施は556箇所か──とてもそんなものでは今後なかなかセーブがきかないだろう、そんな感じもする。じゃあ、逆に予算だけを増やせばいいのかというと、そうでもない。ちょっとまだ、今のところつかみにくい点は確かにあるとは思うけれども、皆さん方だけを責めてもどうにもなるものでもないし、そんな簡単なことではないと思うけれども。とにかく今後とも、この点も十分留意して世の中が静かになるように努力をお願いしたい、こんなふうに思う。一応これで終わりである。 19 ◯細川委員  関委員がおっしゃったのとちょっと似てはいるのだが、関委員の今のは青少年が対象の話だったが、消費者全般というところで、やはりネットとか、あるいはコロナ禍なので遠いところからチラシを送ってきてとか、本体がはっきりしないところからの売り込みというのが非常に日々多いなと思っているところである。メールアドレスというのか、メールのほうを開けると、これはちゃんとした団体から来ているPRなのかどうなのかとか、日々悩みながら削除していいのだろうか、無視していいのか、開けたらとんでもないことになるのだろうかと、本当に毎日ドキドキするような状況なのだが。同様に、この消費者支援対策事業とかの中に、消費者教育あるいは消費者問題という中に、やはり、そういうネットに関する対策は盛り込まれているものなのか。 20 ◯県民安全課長  委員おっしゃるとおり、消費者関係、ネット関係が非常に気になるところで、昨年度はトータルで3,189件の相談件数がある中で、ネット関係については1,056件の相談があったところである。そういったことから、ネット関係について、高齢者については、敬老の日を含めた9月・10月を集中の周知期間ということでやるし、若者だと、成人の日を含めた1月から3月を集中期間として市町と一緒になって啓発活動を行うなり、公共施設でパネル展とか、そういったところで高齢者や若者に特有なネット犯罪とかの案件を集中的に紹介して、市町と連携して啓発活動をさせていただいている。5月は消費者月間なので、そういったところでは消費者フォーラムを開催させていただいて、特にネット犯罪とか特有なものなんかも専門の講師を招いて、事例なんかも紹介させていただきながら啓発活動を進めているところである。 21 ◯細川委員  私も高齢者のほうに入るのかなと思いつつ、多分ターゲットになって一番お金を動かしやすい年齢層の社会人に対しては若干薄いのかなと思いながら聞いていたのだが。売り込んでくる方の顔も会社も見ないままに発注して、顔も見ないままに言われるままにお金を払うというか、こういう契約をしちゃったからもう引くに引けないみたいな感じで結局はまっていっちゃうというような、私でも本当にちょっとあやしいときが、これはやばいかなと思うようなことに突っ込んでしまうことがあるぐらいなので、何かそのあたりのまずはどういう手口があるのかという研究、それから、ここは契約していいところかどうかという判断をどうやったらいいのかというような指標というのか。こういうことに気をつけて、こういうようなアドレスには気をつけたほうがいいとか、こういうようなところはまあまあ大丈夫だろうとか、その判断基準である。そういったようなものも教えていただけるといいなと思ったりもするところである。非常に日々複雑化していくものだから追っかけっこになるとは思うのだが、そのあたりはちょっと力を入れて対策を打っていただきたいと思う。この中でもうそれらが既にやられているというならあれなのだが、何か特殊チームでも作らなければいけないのではないかなと思うぐらいのところがあるものだから、ネットのそういうトラブルへの対策を強化していただきたいところである。現状それから今後の方針があったらお聞かせいただきたい。 22 ◯県民安全課長  県民への周知関係だが、現在、県と市は消費生活センター、町は総務課関係がその窓口になっているところである。そこで瞬時にネットで、相談案件で他県で発生している状況とか、そういうようなものを国のPIO-NETというシステムがあって、直近の問題になっている案件の事例なんかがすぐ検索、対応できるようになっていて、それを見ながら、相談があった際には、その案件はこういうものに該当するかもわからないというようなアドバイスを相談員のほうが今はしているところである。まずは県民の方に、消費生活センターの電話番号もさておき、悩みがあったら相談188にかけていただきたいというふうに言っていて、何かおかしいな、変なものの契約をしてしまったなと思ったときにはすぐその188へ。そうすれば、最寄りの消費生活センターにつながるというふうな感じになっていて、そこで問合せがあった情報で検索して、それで適切な情報を、これはおそれがあるよというふうな形でアドバイスをするというように、対応をさせていただいているところである。 23 ◯細川委員  一応現場窓口が消費相談センター、市町のということになると思う。私が知る限りは、そこにおられる方々も結構年配の方が多かったり──日々の新しい情報についていくというのは本当に大変だと思うので、そういう窓口の市町のセンターの方に、そういった最新のところへの対応なんかをしっかりやっていただけるように、またお声がけというのかお願いしたいと思う。 24 ◯西畑委員  ちょっと言葉が分からないのでお尋ねしたいのだが、決算審査資料の5ページなのだが、エシカル消費促進事業で、エシカルというのは何だろうか。 25 ◯県民安全課長  エシカルというのは、英語で倫理的なという意味で、倫理的というのは人のためということで、これは環境とか社会にちょっと配慮した商品の購入活動をすることによって地球環境に役に立っているのだよとか、人のためになる消費を進めるための活動である。 26 ◯西畑委員  それと、決算審査資料16ページに、性暴力救済センター「ひなぎく」がある。これは契約してここへ連れていくというのか、どういう具合にしてここを利用できるというのか。できるときはここへ直接電話してそういうことを言ってもいいものか、どうなのかなと思ったのだが。 27 ◯県民安全課長  「ひなぎく」は、済生会病院内に設置している相談機関であって、県からこちらに対して、委託で24時間対応の電話相談ができるように契約をさせていただいている。こちらの指定の電話番号にかけていただければ、東京にあるダイヤルサービスが受け付けて、「ひなぎく」とかに指示がいくという形になる。ここにまず電話をかけていただいて、相談がどういう内容かというのを聞いて、そして済生会病院のほうにつなげていくという感じである。 28 ◯西畑委員  そうすると、「ひなぎく」の電話番号とか、こういうときはここにしなさいとかという宣伝というのか、そういうのはどこにあるのか。 29 ◯県民安全課長  こちらについては、ちょっと周知がまだ不足なところがあるのかなとは思うのだが、今、リーフレットとかを県で作成して、それを主要の公共施設等とか市町とかには配布している。そのリーフレットに書いてあるので、そこでお電話していただきたいというふうになっている。 30 ◯西畑委員  今、どんな若い子もおばあちゃんもみんな電話を持っているのである。ああいうところに入れて、何か犯罪を見つけたとかいう人も電話ができるようにするというようなことはできないのか。 31 ◯県民安全課長  こちらについては、性被害に遭われた方の駆け込み寺みたいな感じで対応していて、そういう予防的なものについては今警察本部と一緒に連携してやっている。犯罪被害者支援センターとかを警察本部では設けているところもあるし、県警の相談窓口に問い合わせていただくということで迅速な対応を図る。こちらも連携して漏れのないように、性被害があったときにはこちらのほうですぐ対応するという形でさせていただいている。 32 ◯西畑委員  民生委員とか福祉委員とかがいる。そういうところに駆け込めるというような、そういうシステムというのは作られないものなのか。 33 ◯県民安全課長  こちらについては、当課では性被害に遭った方のところを担当しているので、今、委員がおっしゃった意見については関係機関と情報共有をさせていただきながら、対応できるのかどうかというのをお話させていただきたいと思っている。
    34 ◯西畑委員  もう黙る人のほうが多いと思うのである。だから、そういうのを何とか相手を見つけ出して罰則を与えるものは与えないといけないし、そういうことにいかにならないかという教育も学校と連携してやるとかというのを、お考えをお願いする。 35 ◯県民安全課長  こちらについては、当課でできることもちょっとあるので、連携しながらさせていただきたいと思っている。県警、教育委員会とも話をする場もあるので、提案しながらさせていただきたいと思っている。 36 ◯西畑委員  お願いする。 37 ◯西本(正)委員  決算審査資料15ページ、16ページの事務事業委託状況調についてだが、これは拝見するとほとんど随契、あるいは一般競争でも100%ということだが、この状況をどのように認識されておられるのか。 38 ◯県民安全課長  まず、決算審査資料15ページの青少年非行・被害対策防止業務委託については、夏休みの7月から9月の夜間の見守り活動しているところを民間委託を考えていて、今、発注したところは、アイワンという警察本部のOBが結構行かれているところで、子どもたちの適切な指導ができるところということで、特命随契をさせていただいている……。 39 ◯西本(正)委員  全体分である。 40 ◯県民安全課長  こちらについては交通、青少年関係も特殊な技能や知識を要するとか、今までの指導実績とか、そういうものができるところ、それも、県全体のエリアで対応できるところ、そういうところが必要となっていて、そういうノウハウ・経験があるところにしかできないということで一者随契とさせていただいているところである。 41 ◯西本(正)委員  今、県民安全課長から説明があったように、公共性が高いものばかりが並んでいるので、その答弁はよく分かる。しかしながら、これは、毎年毎年あるいは毎回毎回同じ流れでいってしまうという危険性が非常にあるわけである。受け手側としてもまた来るだろうみたいな感じでは、これは、やはり県民の血税というのが生かされないということであるので、そのあたりはどのように随契あるいは一般競争入札のあり方を考えておられるのか、そのあたりを説明いただきたいと思う。 42 ◯県民安全課長  こちらについても常に前年度の実績、又はそれらを踏まえて民間に競争してできる分野はないのかというのを絶えず見極めながら、現在事業の執行をどうするかというのを検討している。今回、令和3年度については、どうしても特殊な事情でこの団体しかできないということが判明したので、こういうふうな形をさせていただいている。 43 ◯西本(正)委員  分かった。安易なという言葉が妥当かどうか分からないけれども、引き続き安易な契約に至らないようにしっかりと考えて進めていただきたいと思う。  最後に1点だけ、消費生活センターの話が先ほど来出ていたけれども、ここに、今騒がれている統一教会に関する──消費生活センター費の中で対応しているのかどうか。 44 ◯兼井分科会長  決算審査資料の4ページのことか。 45 ◯西本(正)委員  5ページである。 46 ◯県民安全課長  現在、統一協会関係が話題になっているが、こちらについてはいろいろな団体の、公表は開運商法というカテゴリーで今やっていて、個別の団体の件数については、条例上ちょっとお答えが今のところできないということで、そういう霊感商法とかを含めた開運商法についてはこちらの消費生活センターできっちり対応させていただいている。そこで、問題があった際にはクーリングオフの仕方とか、そういった問題に困っているとき、解決したいときには弁護士会とか、そういった適切なところに紹介させていただくなり、対応を取らせていただいているところである。 47 ◯西本(正)委員  今のでいいと思うが、個人の話を聞くつもりは全くなくて、統一教会があったかなかったかの話を聞いているので、その後どうされているか、フォローされたかという話を聞いているので、そのあたりを説明していただきたい。 48 ◯県民安全課長  そういった相談があった際には対応をさせていただいている。 49 ◯西本(正)委員  あったかなかったである。令和3年度にあったかなかったかを聞いている。 50 ◯県民安全課長  相談はあった。 51 ◯西本(正)委員  そういうようなものを受けて、先ほど県民安全課長の説明があったように、弁護士等に相談をして、問題解決に向けて対応したということでいいのか。 52 ◯県民安全課長  そうである。 53 ◯西本(正)委員  分かった。以上である。 54 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで県民安全課の審査を終わる。  理事者には交代を願う。       〔理事者交代〕 56 ◯兼井分科会長  次に、危機対策・防災課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長(危機対策・防災)、資料に基づき説明〕 57 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 58 ◯細川委員  原子力総合防災訓練事業についてお伺いしたいのだが、柏崎刈羽原発の事故のときとか、あるいは福島の原発の事故のときとか、関係者の人とか現地の人とかにいっぱいその当時の話を聞いているがために、この訓練であのときの課題というのは解決されるのかなど、ずっとずっと思いながら拝見しているのだが、現実に起こった事故のときの特に情報伝達なんかの課題とか何かを検証し、それらの改善を図ろうとした上でこうした計画というのは当然作られているのだろうなと思うわけなのだけれども、その大本の、実際のときにはこんな課題があった、だから、こんなふうに解決するのだという、何かそういうようなデータというのはあるものなのか、それらは見せていただけるものなのか、ちょっとそのあたりをお伺いする。 59 ◯兼井分科会長  細川委員、何ページか。 60 ◯細川委員  主要施策の成果に関する報告書の50ページからである。 61 ◯副部長(危機対策・防災)  福島事故を踏まえて、まず一番大本になる原子力災害対策指針等を変更されている。それを受けて、今回うちのほうでも緊急時対応とか、そういうものを改正等をしているので、具体的なデータというのは私たちではなくて国のほうでしっかりと持っていると思っている。 62 ◯細川委員  国がどこまで検証したか、解決したかという、とにかく国のほうの方針にのっとった計画だということであるね。了解である。 63 ◯副部長(危機対策・防災)  大本については、委員がおっしゃるように国のほうで決めるけれども、具体的な、例えば通信の問題とか、外国人の翻訳をどうするのかだとか、LINEを使った避難所受付をするのだとか、そういう個別具体については県独自で考えて訓練に盛り込んでいるという状況である。 64 ◯細川委員  事故があったときの5月だったと思うのだが、福島県議会が全員協議会があったのである、実際に傍聴していたのだけれども。党派関係なく、いろいろな課題がそこらだけでも出されているので、今それが公表されている記録にきちんと残っているかどうかは分からないけれども、少なくとも私が記録していってずっと課題がいっぱいあるものだから、それらが福井県のこういう防災計画の中で解決されるものなのかどうかというのを見ていかなければいけないなと思っているところである。また、そんな点で意見があったらお伝えするかもしれないけれども、了解である。 65 ◯西本(正)委員  決算審査資料の12ページ、繰越額調である。2段目の原子力災害時避難円滑化事業、これは進捗率が66.3%になっている。内容が、「工法の選定および地権者との協議に不測の日数を要したため」となっているけれども、今これは何%になっているのか。 66 ◯副部長(危機対策・防災)  委員がおっしゃった避難円滑化事業、これは、実は繰り越している事業についても全て設計関係である。それで、進捗率としては66.3%というふうに書いてあるのだが、今月末ぐらいで若干、率が伸びているかなというところである。 67 ◯西本(正)委員  設計なら最初に協議をしているはずである。ましてこれは非常に大事な事業じゃないだろうか、避難の円滑化なんていうのは。やっぱり、非常に問題だと思うのである、これは。今月末で少し伸びているという程度ではね。私も、やっぱり立地エリアに住んでいる人間としては非常に心配である、こういうやり方は。ちょっとこれは改めていただきたいと思うが、認識をお願いする。 68 ◯副部長(危機対策・防災)  今年度の予算については工事費用も持っていて、設計が済み次第、工事を発注するということでやっている。なお、工事についても、地元の土木事務所のほうで発注をしていただくものだが、工事については地元の調整等を踏まえて適切に発注するようにお願いしているところである。 69 ◯西本(正)委員  次に、決算審査資料13ページの不用額調、恐らくこれは質問が飛んでくるというふうに思っていると思うけれども、この防災総務費、執行割合44.3%になっているのである。その理由については、工法の変更により執行残ということで、これは6割ぐらい残しているわけである。これは最初から分からなかったのか。こんな4億8,000万円の予算で2億1,000万円残すということは、ほかに有効に使えたはずである、この予算は。この辺はどうか。 70 ◯副部長(危機対策・防災)  今回のこの石油コンビナート等防災資機材整備事業については、実は、臨海地区にある泡消火剤が3基あって、そのうちの2基を更新することにしていた。それが、消火薬剤の調達が若干遅れるということで、1基分のみを今回発注して半分ぐらいの予算になったと。しかも、入札の執行残が、入札の予定価格と実際の入札契約金額で差が出たものだから、50%を下回るような執行割合になっている。なお、1基分については、昨年度で調達が難しいということもあって、今年度の予算でまた計上していて、今年度、その残り1基分については執行予定になっているというところである。 71 ◯西本(正)委員  資材調達が困難というのは、どういう理由からか。 72 ◯副部長(危機対策・防災)  実は、物流の停滞が世界的に起こっていて、その関係で薬剤の輸入が困難だというのが1つ大きくある。そちらの流通関係で入りにくいという状況が続いていたというところが大きい要因である。 73 ◯関委員  さっきヘリコプターの話が出たと思うのだが、ヘリコプターは結局県のものになっているのか、所有権は。 74 ◯副部長(危機対策・防災)  防災ヘリコプターについては、福井県防災ヘリコプターになっている。 75 ◯関委員  何台あるのか。 76 ◯副部長(危機対策・防災)  1台である。 77 ◯関委員  消防でも使い、登山でも使い、それから災害復旧でも使い、あらゆることで使っているのである。使うのはいいし、助けなくてはいけないのだから、当たり前の話だが。根源足るものも、予算から見ても、また修理から見ても、そこのところちゃんとできているのか。県のものだから県費で直すんだと言ったらそれまでだけど。そうではなくて、そのやることによっていろいろ変わるのである。登山でも救助で1,000万円かかるとかいろいろあるし、そこらは整理できるのか。
    78 ◯副部長(危機対策・防災)  委員がおっしゃる防災ヘリコプターについては、防災という名前になっているが、実は、隊員については消防機関から派遣をいただいている。それで、委員がおっしゃったように山岳あるいは火災あるいは人命救助、それぞれ全て消防の責務になっていて、それを防災ヘリコプターを使って迅速に行っているというところである。例えば登山にしても、山の途中でけがをされて下山ができない方については、ヘリコプターがないときは地上部隊が上がっていって救助して、担いで担架に乗せるなり人が担いで下りてくるわけなのだが、防災ヘリコプターで行って救助して病院へ搬送するというところで、整理としてはきちんとできているというふうに認識している。 79 ◯関委員  事によっては、本人から金を取る場合もあるのか。全くないのか。 80 ◯副部長(危機対策・防災)  本県の防災ヘリコプターについては、公共性を優先しているので、料金を徴収することはしていない。 81 ◯関委員  修理の場合はどこの予算を使うのか。 82 ◯副部長(危機対策・防災)  全て県の予算になっている。 83 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯兼井分科会長  ほかに発言はないようであるから、これにて危機対策・防災課の審査を終わる。  理事者には交代を願う。       〔理事者交代〕 85 ◯兼井分科会長  次に、原子力安全対策課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔原子力安全対策課長、資料に基づき説明〕 86 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言を願う。 87 ◯松田委員  1点だけ、啓発事業の中で放射線体験事業というのがあったかと思うのだが、これはどういう内容で、どういう目的でやられたのかお聞きする。 88 ◯原子力安全対策課主任  決算審査資料1ページのところにある4)放射線体験教室である。これは、身近にこの日常生活の中に放射線があるよということをお分かりいただくために、放射線の測定装置を来館者の方々、もしくは出張で行った場で放射線を測定していただいて、身近にあることをまず知っていただく。放射線そのものは危険なものではないよということを広報するものである。 89 ◯西本(正)委員  主要施策の成果に関する報告書51ページの広報誌発行、この36万1,000部、県民の理解促進を図ろうということである。私は、これは県内全域に、全世帯に配布をされているというふうに理解をしているけれども、そのあたりはいかがか。 90 ◯原子力安全対策課主任  広報誌については、年3回、昨年度、令和3年度においては年2回だったのだが、そのうちの1回を新聞折込を活用して全戸配布をしている。残りの1回ないし2回については、越前市以西の全戸配布と、あと回覧を活用して県民に周知している。 91 ◯西本(正)委員  今、新聞を取っていない世帯というのは、昔と違ってかなりあるのである。だから、今の答弁でおっしゃったが、新聞折込で全戸配布したというのは、それは県民に広くわたっていないのである。この広報誌については、以前、力野議員がこのことを議論されたと思うのだが、やはり、福井県として原子力政策に協力をしているわけだから、県民に理解促進を図ろうということであれば、確実に全世帯にお届けをするということで県民の理解促進が向上するということだと思うのだが、そのあたりはどう認識されているか。 92 ◯原子力安全対策課主任  確かにおっしゃるとおり、新聞の配布世帯については、各市町にもよるけれども大体80から90%の配布率になっているので、令和4年度においては、委員指摘のとおり、できるだけ多くの方々の世帯に配るためにポスティングシステム、フリー雑誌とかそういうものをポスティングする業者というか会社があるので、そういったところを活用して配布率を上げるように実施する予定である。 93 ◯関委員  日本よりも中国や北朝鮮の動きのほうが激しいので、何が何だか分からないぐらいのような感じがする。それを具体的にどうのこうのと説明は求めもしないし、また、あまり断定的に言うわけにもいかないし、難しいところなのだが。そうかといって、事があったときには、ボーっと眺めていれば済むという問題でもない。そこら辺のところ、結局自衛隊の常駐を頼んだり、やっているようであるが……。 94 ◯兼井分科会長  所管調査にならないように、決算審査なので関連したことでお願いする。 95 ◯関委員  分かった。 96 ◯兼井分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで原子力安全対策課の審査を終わる。  理事者には交代を願う。       〔理事者交代〕 98 ◯兼井分科会長  次に、環境政策課の審査に入る。  理事者から説明を求める。       〔環境政策課長、資料に基づき説明〕 99 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 100 ◯松田委員  決算審査資料4ページに、燃料電池車の普及に対しての補助ということで、去年24件補助金を出しているということだが、どれぐらいの割合の補助金で、どのような対象の方々なのか。 101 ◯環境政策課長  次世代自動車の補助については、国庫補助の上乗せということで2分の1を補助している。補助実績24件のうち半分が企業向け、半分が個人向けという内訳になっており、個人と法人と両方に補助しているということである。 102 ◯松田委員  燃料補給のための水素ステーションとかが、今は新田塚と灯明寺か、あの辺に1箇所あるのは認識しているが、現在どのぐらいになっていて、買った方々がちゃんと機能を果たされているのかをお聞きしたい。 103 ◯環境政策課長  指摘のとおり、ステーションについては新田塚1箇所ということで、今年の5月ぐらいの状況なのだが、大体月平均100台ぐらいが使用されているということである。ステーションが1箇所だけということで、利便性とかの点ではちょっと十分ではないところがあるが、車両が増えるということがないとなかなか運営とかも難しいということで、どちらがニワトリか卵かというところはあるのだが、その辺はFCVの補助とかを含めて普及に努めていきたいというふうに考えている。 104 ◯松田委員  そうすると、今、FCVもだが電気自動車の普及がちょっと急速に進んできているように思うのだが、そちらに対する補助とかも同時にもちろんやっておられるのか。 105 ◯環境政策課長  EVの補助については、今年の6月補正のほうで、燃料高騰とかそういったことの対応ということも併せて、補助制度を設けたところである。こちらのほうは企業向けということであって、今、EVの補助とFCVの補助と両方今年度は進めているところである。 106 ◯松田委員  最後に、今年度については、EVとFCVについての補助方針というのはどんな予定というか、方針でおられるのか。両方ともきちんと進めていくというのか……。 107 ◯環境政策課長  今年度の方針か、来年度か。 108 ◯松田委員  昨年の決算はそういうふうな実績だろうが、今年度についてはどのような予測をされているのか。 109 ◯環境政策課長  FCVについては、今、トヨタのMIRAIがモデルチェンジを行っているということで、少し販売が進まない状況が一つある。同じく、EVについては、世界的な半導体不足とか、そういったことでニュースでも挙げられているのだが、車両の納車がちょっと遅れているということで、ディーラーのほうにいろいろ聞き取りをすると、特にEVなんかについては新しい軽自動車が出たりとか、そういったこともあってニーズは結構あるというところなのだが、なかなか納車が追いつかないというような状況である。EVへの転換ということについては進めていけるのかなと思うのだが、納車の関係とかがちょっと苦戦するところの要因になっているのかなと思うので、その辺はまたディーラーの状況とかを確認しながら進めていきたいというふうに考えている。 110 ◯兼井分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるので、これで環境政策課の審査を終わる。  それでは、ここで休憩する。  再開は、13時からでお願いする。                               ~休  憩~ 112 ◯兼井分科会長  それでは、休憩前に引き続き、会議を再開する。  次に、循環社会推進課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔副部長(循環社会推進)、資料に基づき説明〕
    113 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 114 ◯松田委員  海岸漂着物のごみ処理についてだが、去年、今年と非常にスピーディーに地元としてはやっていただいているので、これは別に苦情ではないのだが、その予算の内訳についてちょっとお聞きしたい。今年は7,000万円ぐらいあるけれども、これは去年よりも増えているのだと思うが、増減はどんなものかということと、そして、市町の補助へ1,000万円拠出しているということだが、これは民間の人たちがそういうごみを処理する活動をしたときに出すのか、それとも市町が何か特別なことに対する補助なのか、その辺を。 115 ◯副部長(循環社会推進)  まず、予算だが、令和3年度と比べて約1,000万円以上増加している。これについては、昨年度海岸計画の改定を行ったということと市町の要望等も踏まえて増額した。あと、内訳として、決算審査資料11ページの補助金調のほうで1,139万8,000円とあるが、これ以外に県の管理海岸分について6,200万円相当積んでおり、これを市町に委託した上で執行している。 116 ◯兼井分科会長  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯兼井分科会長  ないようであるから、これで循環社会推進課の審査を終わる。  理事者には交代を願う。       〔理事者交代〕 118 ◯兼井分科会長  次に、自然環境課の審査に入る。  理事者より説明を求める。       〔自然環境課長、資料に基づき説明〕 119 ◯兼井分科会長  説明は終わった。  これより質疑に入る。  各委員より発言願う。 120 ◯西本(正)委員  鳥獣害のことに関してお聞きをしたいのだが、これは私の認識としては、主に農林水産部のほうで全般的にというか、主としてコントロールされているかなと認識しているけれども、この決算審査資料2ページの中にも自然環境課のほうで鳥獣害のない里づくり推進事業として上がっていて、部局連携により全県的対策を講じると書いてある。さらに18ページの不用額調、金額は少ないが執行率が32.5%ということで、これは狩猟というか、福井県猟友会の関係だと思うけれども、令和3年度、この予算等を使って部局連携で一生懸命取り組んでいただいたことと思うけれども、その結果として成果が出ていないというのが私の実感なのである。というのは、やはり、歩くと本当に鳥獣害対策に対しての圧倒的な要望が多いわけである。これは先ほど申し上げたように、農林水産部が主として対策をされるのだと思うが、ここにも書いているので質問させていただいたが、自然環境課として令和3年度はどのようにやってきたのか、ちょっとそのあたりを説明していただけるか。 121 ◯自然環境課長  農林水産部のほうは農業、農作物被害というところ、そして自然環境課では、例えばクマなどの人身被害、生活の被害とか、そういったところで役割分担をしてやっているというところがまず前提である。今回、鳥獣害のない里づくり推進事業について、ちょっと執行率が低かったのだが、猟友会を対象にして捕獲技術とか安全対策とか、そういったのを猟友会の人に身につけていただくという趣旨の補助金で、そういった部分で補助できた面はあるのだが、令和3年度については特に猟友会のほうの強い思いがあって、狩猟者を確保するために、ジビエとか食べて活用するとか、そういうことを研修のテーマとしてやりたいというようなことで、食材とか食品とかをいろいろ買ってやったことがある。そこはなかなか補助の対象経費にできずに、猟友会の方の資金独自でやられたという部分があって執行率がちょっと低かったというところである。いずれにしても自然環境課としては人身被害の防止というところで、クマ対策とかも含めて農林水産部と連携を図りながら、そっちの守備範囲ということでやらせていただいている。 122 ◯西本(正)委員  自然環境課としてはツキノワグマという説明があったけれども、やはり、人に害を与えるのはクマだけではなくて、サルもすごいのである。そのあたりをどうされているのかという心配もあるし、ここに書いていただいているように、部局連携による全県的対策を講じるというふうに書いてある以上、どこがコントロールをするのか分からないが、もっと成果を出してもらわないと。特にサルなんていうのは、表現ちょっと申し訳ない、許していただけるならば、女性、子どもは相手にしていないということである。大人の男性なら逃げる場合もあるが。そういうものもあるし、杉本知事が現場徹底主義とおっしゃるならば、やはり、もっと現場を歩いて状況というか実態を把握してもらわないといけないと思う。全然期待に応えていないのである。期待に応えられていない。ここは農林水産部ではないので、そこまで発言しないけれども、農業被害なんてひどいものである。全然結果が出ていないと言われても仕方がないと思う。だから、自然環境課としても関わっておられるならば、令和3年度でも予算を使って、今回は猟友会の希望もあってちょっと違った系統だったので、執行率も低かったということだが。もう少し現場というか地域の声を聞いてやらないと、税金の無駄遣いとまでは言わないけれども、そうなってしまう危険性があるのかなと思う。大変きつい表現をしたけれども、本当にひどいのである。皆さん方は、県庁の中におられているだけだったら声が聞こえないかもしれないが、やはり、もっと出て地域を歩かないと駄目である。全然県民の期待に応えられていないと私は感じているので、これは自然環境課だけの話ではないけれども、ぜひそのあたり、部局連携して全県的対策を講じると書いてある以上、やってもらわないといけないのではないかというように思う。課長どうか。 123 ◯自然環境課長  指摘を真摯に受け止めたいと思う。自然環境課そして自然保護センターというところで自然保護専門の職員もいて、地元の自治体、市町から要請があった場合、相談ごとがあった場合、現場へ行くことも含めて対応させていただいているところであるので、そういった声をさらに丁寧に拾って、しっかりと地元と相談して地元と一緒に考えられるように、引き続き進めていきたいと思う。 124 ◯関委員  今立の花筐公園で、朝の6時半か6時40分頃か、イノシシが出てきたのである。警察へ電話をしたのである。棒1本持って警察が来た。結局それだけで何もできないで、草ばっかりたたいているだけで、どうにもならないのである。私ら警察は殺せないのだと、目的が違うと言う。結局は、その対象になっていれば、法的になればそれはできるのだけれども、法的になっていないからそれはできないと言う。だから、見ているだけだと言う。幾ら言っても駄目だよと言うのである。それで、棒を持って、プラプラしているだけである。イノシシは10分か15分ぐらいしたら、タッタタッタまた山へ戻っていったのである。それは分からないでもない、イノシシも命が惜しいのだろうから。だけど、もしも、子どもが20人か30人いたが、下手に騒いで動けば、イノシシだって逆に火がつくから──それはしなかったが。30メートルぐらいは離れていたか、ここまで寄ってくるのである。ラジオ体操の音に合わせて来るのではないけれども。あれはちょっと法的にいろいろあるのかもしれないけれども、結局警察官だからどうのこうのとできる問題ではないのである。無事だったからよかったようなもので、そうでなければ何をしていたとなるし、結果論から。今のような問題だけではないと思うのである。放っておけないなとは思うのだが、何か法的に考えないと。どうしようもないと言っているだけでは、事があったときにどうしようもない。そういう私もどうしようもないけれど、警察官もどうしようもないと言っているだけなのである。そこらはちょっと考えないといけないのだろうと思う。だけど本当にどうしようもないのか。 125 ◯自然環境課主任  今、関委員がおっしゃったとおり、市街地とか人の活動が多いところで野生動物が最近よく出てくると。その典型的なものはクマの集落の出没ということで、人身被害防止対策とか、あるいは農作物被害も含めてだが対策が本当に急務になっているという現状があるかと思う。警察のほうは、やはり、市民とかの安全を第一に優先させるというところで、捕獲については、基本的には鳥獣の捕獲というのは猟友会が実施するということになっている。県のほうも、地域の市町とそれから猟友会と警察と県とがしっかり連携を取って、しっかり捕獲するということがまず重要だというふうに考えていて、そういう意味では、先日もクマの出没対応訓練というのを猟友会と警察と一緒になってやっていて、それはクマというふうに銘打っているけれども、クマ以外にイノシシとかサルとか、そういった、人に危害を加える危険性のある動物に対してはすべからく連携して、猟友会としっかり捕獲していくということがやはり重要だと考えているので、引き続き頑張っていきたいと思う。 126 ◯関委員  三者が連携してやる間に大事に至らなかったらいいけれど。問題はそこだ。 127 ◯細川委員  先ほど研修がジビエのほうだったから補助金がつかないとかという話だったのだが、例えば池田町の真ん中でジビエを売っているのである。クマも串刺しを売っているけれど固いのである。どこだったかな、越前市にすごくジビエでもおいしいところがあった。それだったら食べる。この間、敦賀の猟友会の若い子に食べてみてと言われてイノシシを頂いたのだが、めちゃくちゃ柔らかくておいしかった。だから、ジビエ料理の料理の仕方が全体にレベルアップすると、逆に本当に特産にもなるし、私は、人工的に飼われている肉よりもよっぽどジビエのほうが根本的には好きなのである。そこのところに研修を持っていったというのはいいなと思ったのだが、それには補助金がつかないというところが非常に残念なのだが、駄目か。 128 ◯自然環境課長  個人的には私も残念だなと思っているのだが、安全環境部としては狩猟安全対策、捕獲技術の向上というような部分、ジビエとかも含めた農林業振興というような部分では農林水産部というようなところでちょっと分けてやっていると。連携はしつつも分担があるというような関係で、ちょっと残念ながらこういう結果になってしまったのだが、細川委員がおっしゃるとおり、ジビエに関して言えば、多分、捕ってすぐに解体して処理をするというところで全然活用できる度合というか、おいしさが違うというのは、私も実はこの研修に参加をして非常によく分かったところなのだが、そういった有意義な研修が、安全環境部ということでなくて、何らかの県庁全体のどこかいろいろなところから何か支援なりができるといいなとは個人的には思っている。 129 ◯細川委員  連携は本当に大事だし、岐阜県なんかは物すごく連携して力を入れてやっているので、連携してぜひジビエのほうのよさもちゃんと潤沢に研修していただいて、特産になるといいなと思う。今、円安だし輸入品は高いし、やはり、自給率を上げていかなければいけないというところもあるので、ぜひ、そこら辺は声を大きく、個人的と言わずにやっていっていただきたい。よろしくお願いする。 130 ◯長田委員  今のクマなりサルの件、これは例えば山際の土地を荒らすということで鳥獣害になるわけだが、それの対策で今やっているのは、たしか農林で中腹のところに主伐が終わったところに落葉樹を植えていこうということをやっている。それがうまくいけば、この人里に下りてくるというのも少なくなるだろうというところが期待されているわけで、しばらくはやはり、それをちゃんと連携を取って進めていただくこと。それと、今のジビエというのももちろん大事なポイントであるので、これは三位一体というような形で定期的に進めていただく必要があって、どちらが予算を取る、どちらが担当するというのを、皆さん一生懸命やっていただいているのでそういうことはないと思うけれども、課ごとというか、部局連携というような形でしっかり進めていただくことというのが、やはり環境対策というか安全につながるというところを念頭に置いていただいて、来年以降、取り組んでいただきたいなというように思う。  加えて、鳥獣害ではないが、観光戦略も絡んでくるところだが、今三方湖周辺の観光に力を入れている、ほかももちろんだけれども。展望台の整備や何やで三方五湖かいわいがすごく注目を浴びるというか、期待されるところになっているけれども、これは委員会の議論の中でも自然環境課長にはお答えいただいたが、ヒシ、これはやはりある程度は抑えていかねばならないかなと。今、継続で同じ予算をつけていただいているが、その活用とかなんとかと前もお話いただいたが、その方向もちゃんと踏まえながらで、来年以降、何とか抑えられるようなことをイメージしていただけたらなと思う。これは要望である。もし何かあればお願いする。 131 ◯自然環境課長  ヒシについての来年度の対応についてなのだが、具体的にどのような形の事業にしていくかということを、地元の若狭町も含めて相談中というようなところで鋭意検討していきたいと思っている。 132 ◯長田委員  よろしくお願いする。 133 ◯兼井分科会長  ほかに発言はないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるので、これで自然環境課の審査を終わる。  以上で、安全環境部関係の審査を終了する。  理事者には退席を願う。       〔理事者退席〕          指摘・要望事項案の項目についての協議 135 ◯兼井分科会長  それでは、指摘・要望事項案の項目について協議を願う。  なお、本分科会としての最終的な指摘・要望事項案の項目については、明日の分科会において全ての部局の審査終了後に2日分を総括して決定いただきたいと思う。  それでは、本日の審査において、指摘・要望事項案として適当と考えられる項目はあっただろうか。 136 ◯細川委員  嶺南の西本正俊委員からも意見が出たし、私らからすると街中の関委員からも意見が出た、鳥獣害のほうをもっと連携して強化してくれというのはあってもいいのではないかなと思う。 137 ◯兼井分科会長  奥越からもよろしくお願いする。  鳥獣害の最後の話題ということでよろしいか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようであるので、鳥獣害対策を部局連携でという予算の項目もあったので、それについてということで、本日の分についてはこのようにさせていただく。 139 ◯西本(正)委員  明日のやつも見てと思ったのだが、これは厚生常任委員会の所管だけではないと思うのである。全庁的な話になるかと思うのだが、過去もこういう表現があったのだろうが、あまりにも入札関係に随契が多い。それから、一般競争入札でもかなり高い。毎年同じようにここしかできないからずっと契約しているような感覚を、説明を聞いていてどうしても受けるわけである。だから、そのあたりは時代によって変わってくるはずなのである。そのあたりを、やはり随契のあり方、入札のあり方というのを、もっと突き詰める必要があるのではないかと。明日の審査が終わってからこれを言おうと思ったのだが、そんな感覚を持っていて、これを言うと、恐らくもう総務部が主になって全庁的な話になってくると思うのだが、それは最後、委員長会議かなんかで出してもらう方法もあるのだろうし、明日また見てから正式にお話したいと思う。 140 ◯兼井分科会長  分かった。そのようにさせていただく。  ほかにないか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141 ◯兼井分科会長  それでは、ほかにないようなので、以上で本日の日程は終了した。  明日の19日は、午前10時より分科会を開催する。  これで、本日の分科会は散会する。                               ~以  上~                予算決算特別委員会厚生分科会                    分科会長   兼 井   大 発言が指定されていません。 Copyright © Fukui Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...